どうもこんにちは。あなたの親愛なる隣人ランチョーです。
今回は「やる気」をテーマに「やる気を出す方法」を紹介していきたいと思います。
やらなければならないことがない人間なんていません。それと同じようにやりたいことが何もない人間もいません。
でも、目前に差し迫った決めきり間近の課題を見ても、どうしてもやる気が出なくてスマホをいじったり、寝てしまったりしたことありませんか?
それであとで思うんです。「なんであの時やらなかったんだろう?」って。
自分自身もう嫌になるほどこんな経験をしてきて、自己嫌悪に陥りました。
このままだとダメだと思ったことがあるのなら、その時がスタートラインです。
この記事では「なぜやる気が出ないのか」と「どうしたらやれるのか」を紹介していきます。
それでは早速行きましょう。
なぜやる気が出ないの?
そもそもなんでやらなければいけないことがあるのにやる気が起きないのでしょうか?
そもそもやる気って存在しているのでしょうか?冷静に思い返すと自分がやる気に満ち満ちていた経験ってあまりないですよね。
やろうと思ってもいつの間にか目についたものに手が伸びてしまっていたり。
それもそのはず、人間の脳は進化の関係で目前にある誘惑に弱くできているんです。
人はまだ進化の過程ではありますが、脳の形や機能の大半は人間がまだ狩猟採集の生活をしていた時代に出来上がりました。
その当時、人間にとって一番の問題は生きるか死ぬかです。目の前のチャンスを逃がすことは次にいつありつけるかもわからない大きな損失だったのです。
逆に先のために何かを我慢するというのはありえない行為でした。そんなことをしていれば死んでしまうからです。
そのような環境下で形作られた私たちの脳は目の前の誘惑に弱く、確実性のない将来のために努力を行うことを嫌います。また、酒やセックス、ドラッグなど本能的快楽を求める傾向もあります。
つまり、やる気なんて出なくて当たり前なんです。私たちが普段している活動の多くは将来のために行うものであり、目先にある快楽を伴うものではないのですから。
ここで言いたいのはやる気なんていう実体のないものがどこかから湧いてくるという都合のいい妄想は捨てようということです。
死ぬほどお腹が空いていて、目の前に大好物が置かれているのに食欲がわかないのは問題ですが、自分の生死に関わらない物事をやろうと思っても手につかないのは正常なんです。だって、そういう風な脳をしているんですから。
やる気を出すには、意思を使わないこと!
ここまででやる気なんてなくて当然だという話をしてきました。
でも、やる気なんてなくてもやらなければならないことがあるのも事実。
じゃあ、どうすればやれるのでしょうか?
答えは「意思を使わないこと」です。
脳の構造は非常に複雑であり、合理的ではなく、間違えやすいものです。そして、構造的にやる気なるものを生成することはかなり困難です。
あなたが偉人級の鋼の精神力でも持ってない限り、自分の意思に従っていては目先の娯楽に心を奪われるのは必然。
だから、意思が介入しないようにすることが重要なのです。
ここから具体的にその方法を紹介します。
やる気を出す方法① 習慣化
人間の脳は習慣をインプットすることができます。個人差はありますが、毎日同じ時間に寝起きしている人は目覚ましがなくても起きられますし、朝起きたらまずこれをするということが決まっている人も珍しくありません。思考の癖や行動傾向にもその人の習慣が現れています。普段意識することなく日常生活の動作を行えるのも、それが習慣になっているからです。
ここでは、この傾向を利用します。毎日同じ時間、同じタイミングで同じことをするという習慣をつけるのです。
例えば勉強する気が起きない人は、起きて朝食を食べたら必ず参考書を開くという行動を習慣にします。
この方法のいいところは一度習慣が身に着くと、意思を必要とせずにその行為を実行できるということです。逆に習慣が崩れることに違和感を感じたりします。
問題は習慣化するまで継続しなければならないこと。人によって個人差はありますが、1か月同じ行動をとれば習慣化すると言われています。
多くの成功者が実践している、再現性が高い方法なので、一番に検討するべきでしょう。
やる気を出す方法② まずやってみる
次に紹介するのはとにかくやってみることです。
待っていてもやる気なんか出ないことは説明しました。そうなればもうやりたくなくてもやってみるしかありません。
脳は環境に順応する力があります。なので一度始めると脳が切り替わって意外と集中できるものです。
意思を待つのではなく、行動を先に起こすことで意思も後からついてきます。
やる気を出す方法③ 短期報酬または損失を与える
最後は短期的なご褒美もしくは罰を与えるというもの。
ここで与えるご褒美や罰はお金や食べ物、お酒など本能的に求めるものがいいでしょう。
例えば、ご褒美はこれをやったら甘いものを食べてもいいなどです。報酬を与えるというのは、人のやる気を出すうえでよく行われている行為です。短い目標、ゴールと報酬を定めることは継続していくうえでも重要です。
罰の例は、あえて勉強するために少し高めのカフェに行き、お金を使うなどです。ここでは、必要以上のお金を使うという損失が発生しているので、その損失を取り戻そうという人間の心理が働くのです。
行動経済学では、人間は利益よりも損失を過大に評価することが分かっています。ギャンブルや株などで損失回避のためにさらに損失を出してしまう人が多いのもこれが理由。そういった人間の特性を利用するのも一つの手です。
最後に
いかがでしたか?
今回は「やる気」をテーマにお話をしました。
人間は合理的な行動なんてできません。楽なほうを選ぶのは本能です。
だからこそ、意思を従わせるのではなく、意思を後からついてこさせるようにすることで、やる気をコントロールできます。
皆さんの生活をより豊かにするためにもあなたの「やる気スイッチ」のコントロール方法を模索してみてください!
それでは今日はこのへんで。
ほなさいなら~