どうもこんにちは。あなたの親愛なる隣人ランチョーです。

皆さんは都市伝説って好きですか?オーパーツとかフリーメイソンとか人間のクローンとかナスカの地上絵やピラミッドの建設に宇宙人が関わっているとか。

世の中には実に様々な不思議があります。歴史の闇に呑まれた真実もきっとあるでしょう。特に謎深いのが宗教の世界です。多くの信者を抱える宗教には信仰が崩れるような不都合な真実を隠そうとする側面があっても不思議ではありません。

有名な絵画や彫刻、音楽など芸術作品の中にそれを紐解くヒントがあるのかもしれません。

とんでもない世界の真実を暴くのって、なんだかワクワクしてきますよね。

今回紹介するのは、そんな冒険心をくすぐってくれる小説「ダヴィンチコード」です。

この記事はこんな方におすすめ!

  • 歴史が好きな方
  • 都市伝説が好きな方
  • 面白い小説を探している方
  • ワクワクしたい方

ダヴィンチコードは膨大な調査と知識に裏付けられた深遠なる歴史の闇へあなたを誘います。

それではさっそく出発しましょう。

ダヴィンチコードって?

ダヴィンチコードは2003年、アメリカで出版されたダン・ブラウン著作の長編推理小説です。「ロバート・ラングドン」シリーズの第2作であり、2006年には映画化もされ世界中で大ヒットしました。累計7000万部、日本国内でも1000万部を超えて発行されており、超メガヒット作品といえます。

概要

レオナルド・ダヴィンチの作品であるウィトルウィウス的人体図、モナ・リザ、岩窟の聖母マリア、最後の晩餐の謎に始まり、多くのキリスト教にまつわる流説を結びつけた内容。筆者が(フィクションであるとされているにもかかわらず)事実に基づいていると述べた為、多くの研究者による論争が行われている。

つまり、実在するレオナルド・ダヴィンチの作品をテーマにそこに隠されている謎を暴いていく物語なのですが、その内容があまりにも真実味がありすぎてなんだか知ってはいけない宗教の闇に足を踏み入れているようなぞくぞくするスリルを味わうことができるんです。

あらすじ

ハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドンは講演のため滞在しているパリでフランス司法警察の訪問を受ける。同行を請われ到着したルーヴル美術館で館長のジャック・ソニエールが、レオナルド・ダヴィンチのウィトルウィウス的人体図を模した猟奇的な形の死体で発見されたと伝えられる。

司法警察はソニエール館長と会う約束をしていたラングドンを容疑者として疑い、逮捕するために呼んだのである。館長の孫娘でフランス警察の暗号解読官ソフィーの助力により、ラングドンはその場を脱する。ソフィーは祖父の死の状態を、死の間際に自らに遺した自分にしか解けない暗号であると考えていた。

一方で、館長殺害の犯人は、かつてソニエールが隠したとされる聖杯の秘密を追っていた。そして館長の残した暗号の謎を追うラングトンらと犯人たちは聖杯を巡り、ぶつかることになる。

聖杯伝説は「アーサー王伝説」や「Fate」など歴史の今昔を問わずあらゆる場所で語られる伝説です。果たしてそれは何なのか、世界にとってどんな意味があるのか。それを解き明かしていく手に汗握る冒険推理小説、それが「ダヴィンチコード」なんです!

魅力① フィクション?現実?圧倒的説得力を持った歴史の謎解き

この作品は実在するレオナルド・ダヴィンチの作品をテーマに彼が作品の中に残したメッセージを紐解くことから聖杯の真実に迫っていきます。

実在の作品を史実に照らし合わせて、謎を解明していくんです。ここにこの作品のすごいところがあります。物語はあくまでフィクションにも関わらず、現実に起きた事件や実在する作品をもとに話が進んでいくので、作中で語られる真実や明かされる謎が嘘ではなく、本当のことのように感じてしまいます。

通常、小説は作者が用意した設定の上に謎が形作られますが、この小説は現実に提示された謎を解くというスタイルをとっています。

歴史小説数あれど、ここまで踏み込んだ小説は他に類を見ません

これが本当だとしたらとんでもないことだぞと、リアリティを伴う興奮をくれるのが、ダヴィンチコードなんです。都市伝説好きにはたまりませんね。

魅力② ハラハラドキドキの展開の連続

設定や謎解きが面白いだけではありません。この作品は登場人物たちが追われる身であり、敵の正体もわからないというこれだけで小説1本かけてしまいそうな境遇に置かれたいます。

まさかの展開、敵だけではなく警察にも追われ、どう逃げるのか、常に緊張感を保ったまま物語は進み続けます。例えるならば、ずっと最高速のジェットコースターです。

ハマると面白すぎて読む手が止まらないという経験に陥ること間違いなし。

魅力③ 翻訳小説なのに読みやすい

この作品のすごいところは翻訳小説特有の読みにくさがほとんどないところです。

それはなぜなのかというと、扱っている題材が誰もが知っている美術作品であり、難しい叙述トリックや複雑な人間関係を必要していないからです。主人公たちが置かれている境遇と展開、歴史の謎という要素だけで楽しめてしまうから、小難しい言葉や設定が必要ないんです。

全くのフィクションではなく事実と絡められていることで翻訳小説でも読みやすい作品になっているんだと思います。

最後に

今回は小説「ダヴィンチコード」を紹介しました。

本作品は映画化もされており、そちらも非常に面白いですが、個人的には小説の方がより深くその世界観に深く浸かることができるのでおすすめです。

また、映画は各種配信サービスで配信されています。U-NEXTは今ならトライアルキャンペーンを行っているので、この機会に無料で観るのもありですね。

また、「ロバート・ラングトン」シリーズとして「天使と悪魔」「インフェルノ」「オリジン」など同作に負けず劣らずの非常に面白い作品が多数発表されているので、ダヴィンチコードが気に入ったのならそちらを読んでみるのもおすすめですよ。


それでは今日はこのへんで。

ほなさいなら~